ドイツ再訪その3
2019年09月10日
そしてそして・・
ベルリンの「博物館島」にあるペルガモンに行って来ました。
その規模と言ったら、本当にエジプトの遺跡を根こそぎ持って来たんだね。と言いたくなる程のおびただしい数々の美術品が展示してあって、博物館1つ見て回るだけで、1日を費やし、足が棒のようになりました。どんだけ体力がないのか?ホテルに戻ると、着替えもせずにベッドに倒れ込み、 友人曰く、起こすのも気の毒なほど、ピクリともせず昏々と眠っていたらしい。
翌日、ポツダムにある「サンスーシ宮殿」と「ツェツィリエンホーフ城」へ。
サンスーシ宮殿は、膨大な広さの庭園に温室などがあり、現在もイチジクなどが育てられています。
そして、せっかくだから、ついでにサンスーシ宮殿のそばにある他の宮殿も見て行く?くらいの気持ちで、こじんまりしてカワイイ宮殿というイメージだけで選んだ「ツェツィリエンホーフ城」本当に無知とは恐ろしいものです。行くまで知らなかった。
ここは、あの有名な「ポツダム会談」が開かれた場所だったのです。
当時のパネルの展示を見ると、敗戦国ドイツの宮殿を占領した戦勝国の首相達の笑顔が全てを物語っているようです。敗戦国の日本人として、たとえ偶然でもやっぱりこの場所に来るべきだったと感慨深い思いがありました。