年始からギターの話なのですが…
年末から年始にかけて練習していた曲「桜坂」福山雅治のあの有名な曲である。
それがとんでもなく難しい。初心者が始める練習曲のテキスト1冊目にはそぐわない。2冊目レベルの曲だと先生もおっしゃっていた。
でも、やるしかない…
朝活を始めたと前に書いたが、早朝毎日練習したが本当に弾けない。今までの心が折れるレベルをはるかに超える挫折感を味わう。
ギターとはサヨナラしたくないけど、この曲とはサヨナラしたい。
年末の紅白で歌う福山の桜坂を聴いても、感動どころか、いまいましい気持ちになった。(福山は決して悪くない。)
おまけにわからない箇所にぶつかってしまって先に進まない。次のレッスンはまだまだ2週間先だ。どうしよう…
こうなったら、最終手段として、前に教えてもらっていたギタリストAさんにきくしかない!とお願いしたら、快諾してくれた。
まさに天の助けだと思った。
Aさんは、まさか私がギターを続けているとも思っていなかったらしい。
「へ?そんなに私ってやる気なさそうだったか?」と思いつつ。
久しぶりに会った私のギターが、すごく上達しているとビックリしていた。ヤター!!
「ギターは始める人もたくさんいるけど、結局難しくて殆どがやめていくんだから、続けるだけでもすごい才能なんですよ」と言ってくださる。(涙
そして、まさに涙ぐましい努力の結果、どうにかこうにか弾けるようになった。
レッスン当日、先生に「私のような不器用な者にはこういうアルペジオ系の曲はとてもとても、弾ける日は永遠に来ないと思いました。」と心の内を必死に訴えた。しかし、先生「橋口さん考えすぎ」と一言で一蹴し、自分は最初からジャズやブルースから始めたんですと、とてもギターの勉強になるからと、こんな私にブルースを指南し始めるじゃないですか。
「え?先生、さっきの私の話聞いてましたか?」と言う暇もなく、何が何やらさっぱり訳がわからぬまま、ブルースの練習に入る。
こんな私に「ここから即興で弾いてみて」とか…急に言われても、ただただ戸惑うばかりである。
私の意志とはまったく違う方向へ向かっているが、もうなんだかやけくそのような気分になってきた。笑
こうなったら、ジャズでもブルースでもなんだってやる。
そう言えば、この前知人にジャズギタリスト「WES MONGOMERY」のCDをもらった。これも偶然ではなかろう。