リハビリ
2022年09月04日
またもやギターの話である。
今の課題曲はニールヤング「孤独の旅路」で、とてもカッコいい曲だ。
こんな曲を弾いてみると、やっぱりギターという楽器は西洋から来たものなんだなと思う。
ところが、曲の方はまだいいけど、基礎練習の教科書となると、もう指がちっとも動かない。ドレミファソラシドで曲を弾いてみるやつだ。
もしかして、クラシックギターってこんなことをするのかなと考えると、それにチャンレンジしようとしていた自分が恐ろしい。
レッスン中も、「さぁ一緒にやってみましょう!」と先生と一緒に弾き始めるものの、最初から最後まで指が動かなくて、全身が強張った状態で曲が終わる。結局今日も先生の美しい音色だけが響いていた。「いやいや先生に練習させてどうすんのよ!!私の脳と指はなんでこうも繋がっていないのか!!」と、何も出来ない自分が情けない。
レッスンというよりこれはもう「リハビリ」である。
でも、本当の意味でリハビリかも。人間の脳細胞は恐ろしいスピードで毎日死ぬと聞く。それに抗って今まで使っていなかった脳が活性化できるかも。
しかし、前に人間やれば大抵のことは出来るようになるなどと書いたが、本当にできるようになる日が来るのか…もがきながらリハビリの日は続く。