中宮寺展
2021年02月28日
あの有名な仏像、中宮寺の本尊「半跏思惟像」が九州で初めて九州国立博物館で展示されているという情報が私の耳に。
その仏像は教科書でみんな見たことがあるはずという程度の知識であって、奈良の中宮寺のご本尊であることも知りませんでした。それでも私の心は「この機会を逃してはならない」と、騒いだのです。
大宰府なら日帰りで行ける。九州国立博物館なんて、20年ぶりだろうか。
新幹線からJRに乗り継いで、大宰府へ。コロナ禍で、驚くほど人は少ない。
展示はものすごいお宝でいっぱいだ。
最後のコーナーにあの仏像がいらした。
本当にそれは写真ではとても感じることのできない、厳粛で美しい姿でした。
この仏像は、中宮寺の改装費用のため、博物館に出稼ぎに来られているらしい。けなげだ。
「中宮寺クラウドファインディング」という、本堂改修プロジェクトです。
中宮寺だけでなく日本の宝を守るために、協力できるのであればと思うけど、何にしてもお金がすごくかかりそう・・・
そういう人の心を慮ってか、7,000円台から100,000円まで段階があります。
7,800円という協力金で、なんと、今回の「中宮寺展」の図録(2,800円もする)付きだけでなく、令和7年までの中宮寺ご本尊拝観券2枚付き。更に更に、祈祷御礼と言って、私の名前を書いた芳名帳をご本尊様の足元に永久に納めさせてもらえるという、うそみたいな豪華3点セットの得点付き。
7,800円でそこまでしてもらったら、これは、迷わずポチっとしますよね。
せっかくだから拝観券も使いたい。コロナが落ち着いて、ご本尊がお寺に帰られてから、中宮寺に行ってみたい!それからついでに、京都奈良のお寺巡りもしたい!と、また明日から仕事をせっせと頑張ろうと誓ったのでした。